5. 鍵認証の設定

さくらVPSは基本パスワードで認証します。パスワード認証だとセキュリティが弱いので、鍵認証の設定を追加しVPSのセキュリティを高めます。


STEP.1:公開鍵と秘密鍵の生成

ここからはコンソール画面ではなく、パソコン上での作業となります。公開鍵と秘密鍵の生成には専用の無料ソフトを利用します。ここでは「PuTTY ごった煮版」というソフトを使って説明します。
PuTTY ごった煮のインストール後、Windowsの スタート → プログラム → PuTTY → PuTTYgenでソフトを立ち上げ、公開/秘密鍵ペアの生成ボタンを押します。 (下図赤線枠参照)

鍵が生成されたら、鍵のコメントには自分がわかりやすいコメントを付けておきましょう。
(下図赤線枠参照)

次に鍵のパスフレーズを入力します。任意のパスワードを入力してください。パスワード入力後、生成された公開鍵と秘密鍵を保存しましょう。秘密鍵のファイル名は拡張子を.ppk、公開鍵は.pubとしておくと良いでしょう。 PuTTYgenは起動したままにしてください。



STEP.2:鍵認証用のフォルダを追加しよう

次にTeraTermに戻り、コンソールを使って作業します。ここではrootユーザーではなく、前回作成した sakuravps というユーザーでTeraTermにログインします。TeraTermを起動する際にユーザー名、パスフレーズを入力する欄がありますので設定したユーザー名(ここではsakuravps)と任意で設定したパスワードを入力しOKボタンを押します。これでsakuravps というユーザーでTeraTermを利用することができます。

TeraTermにログインしたら、まずはVPSに鍵認証用のフォルダを追加します。ここではホームディレクトリの下に「ssh」というフォルダを作ります。
まずはTeraTermのコンソール画面に cd $HOME と入力し、ルートディレクトリに移動します。次に mkdir .ssh と入力し、Enterキーを押します。これでsshというフォルダが作られます。次に「ssh」というフォルダのパーミッションを「700」に変更します。パーミッションを変更するには「chmod」というコマンドを入力します。コンソール画面に chmod 700 .ssh と入力します。(下図赤線枠参照)

STEP.3:さくらVPSへ公開鍵を登録

次にSTEP.1で作成した公開鍵をさくらVPSに登録します。公開鍵の登録にはauthorized_keysコマンドを使います。コンソールに vi .ssh/authorized_keys と入力します。(下図赤線枠参照)

コピペ用 → vi .ssh/authorized_keys

コンソール画面が切り替わったら、PuTTYgenの公開鍵の部分を全て選択・コピーします。(下図参照)

次にコンソール画面のメニュー 編集 → 貼り付けからペーストしましょう。この際、ペーストする前に i キーを押して挿入モードに変更してからペーストしてください。貼り付け後、Escキーを押して、:wqを入力後、Enterキーを押して保存しましょう。

最後にセキュリティの都合上、sshフォルダのパーミッションを600に変更します。コンソール画面に chmod 600 .ssh/authorized_keys と入力し、Enterキーを押します。

コピペ用 → chmod 600 .ssh/authorized_keys
これで一連の公開鍵の設定は終了です。


6. SSHの設定へ →